こんな資格があったら高評価!
Webプログラマーになるために必須の資格は特にありません。しかし、未経験からフリーランスのWebプログラマーを目指すのであれば、1つでも資格を持っていたほうが有利になるのは確かです。資格を目標に勉強すれば自然と知識も増えスキルアップになるので、せっかくプログラミングの勉強をするなら資格を視野に入れたプランを立ててみましょう。Webプログラマーにおすすめの資格として「Webクリエイター能力認定試験」と「PHP技術者認定試験」の2つをご紹介します。
Webクリエイター能力認定試験
試験を主催・認定しているのは、サーティファイWeb利用・技術認定委員会という組織で、Webクリエイターに必要なスキルの能力を認定することを目的に試験を実施しています。認定基準はWeb制作の基礎的なスキルを認定する「スタンダード」と、実戦で活躍しているWebクリエイター向きの「エキスパート」の2つがあります。Webプログラマー未経験者は、まずスタンダードをクリアすることを目指しましょう。スタンダートの試験時間はテキストエディター使用のテストが70分とWebページ作成ソフト使用のテストが60分。合格基準は実技問題の得点率65%以上です。これまでの累計受験者数は13,000以上、合格率は約88%です。学習時間の目安は24時間なので、未経験者にもチャレンジしやすい試験です。
- Webクリエイター能力認定試験は、HTMLやCSSなどのコーデイングスキルを測定できる世界標準に対応した認定試験です。
- Webクリエイター能力認定試験を取得する
PHP技術者認定試験
PHPは、IT業界の中でも高いところで需要が安定しているプログラミング言語のひとつです。フリーランスのWebプログラマーにとって必須のHTMLやCSS、JavaScriptのスキルに加え、規模の大きなアプリ開発などではPHPのスキルを求められることも多くなります。試験はレベル順に初級、準上級、上級、ウィザードの4種類が用意されています。初級はITスキル標準のレベル1で、PHPプログラミングの基本知識について問われます。1時間の試験時間でこなす設問数は40問で、「初めてのPHP」(PHP7版)を主に一般的なPHPの知識やPHPオンラインマニュアルなどから選択式の問題が出題されます。合格ラインは正解率70%以上となっていますが、上級試験については正答率50%以上70%未満で準上級として認定されるのでチャレンジしがいがあります。PHPの初級レベルをクリアしたら、プログラミングの技術力をさらに高めつつ上のレベルの試験を目指してみましょう。
- PHP技術者認定試験は、PHPのスキルをレベル別に測定できる認定試験です。
- PHP技術者認定試験を取得する
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【退職前】にやるべきことはこれ!
フリーランスになる人が退職前にまずすべきなのが、屋号の準備です。屋号が決まると、屋号入りの名刺を作って営業をスタートできます。退職前に営業しておけば、フリーランスになってからすぐに仕事を始められるので安心です。ローンやクレジットカード契約の必要があるならば、審査に通りやすい会社員のうちに済ませましょう。
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そもそもフリーランスってどんな働き方?
フリーランスのWebプログラマーになるためには、フリーランスの働き方についての理解を深めておかなければなりません。フリーランスとは、どこの企業や組織にも雇用されておらず、個人で仕事を受けて働く人のことです。仕事内容も働く時間も場所もすべて自由なので、働き方を自分のペースに合わせてカスタマイズすることが可能です。
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Webプログラマーってどんな仕事をしているの?
Webプログラマーの主な仕事は、Webサイトのプログラミングやコーディングです。サイトにさまざまな機能をつけたりサイト全体のバランスを調整するなど、Webサイトの見える部分を構築し、テストで見つけたバグの修正なども行います。高いスキルを持っているWebプログラマーだと要件定義から関わることもあります。