会社員か自由なフリーランスか？Webプログラマーの働き方の違い

働き方の違い

会社員には同僚や上司がいますが、フリーランスにはいません。フリーランスは、自分自身が社長であり上司であり社員なので、上司や先輩から小言を聞かされることもないのであらゆることがマイペースです。フリーランスは人間関係の面で気楽なものの、わからないことを聞く相手はなくスキルアップも自分次第という厳しい環境です。会社員なら待っていればどこからともなく仕事が舞い込んでくる一方で、フリーランスは自分で仕事を獲得しなければ収入もありません。そのため、営業経験がまったくない人は、最初の仕事を取るまでにかなり苦労してしまう可能性があります。社会的信用という点では会社員のほうが圧倒的に高く、フリーランスは信用を得るまでに時間がかかるのが一般的です。会社員とフリーランスでは仕事の取り方からこなし方、置かれている立場まですべてが異なります。ただし、フリーランスの活躍が目立つようになるにつれ、クラウドソーシングやエージェントといったフリーランス向けのサービスも充実してきました。その結果、営業やその他の雑務についての知識や経験がなくても、スキルさえしっかりしていればフリーランスとしての仕事が成立するようになってきています。フリーランスは、自己管理さえしっかりできていれば自由に休みを作れるのも会社員と大きく異なる点です。

収入の違い

同じスキルを持つ会社員とフリーランスを比較すると、安定しているのは会社員ですが稼げるのはフリーランスのほうであることも珍しくありません。この点については、営業力や交渉力などが大きく関わってきます。高いスキルを持ち仕事を次々に取るフリーランスなら、会社員の倍以上の収入を得ることは十分に可能です。営業力に自信がなくても、エージェントなどのサービスをうまく利用して効率的に稼いでいる人が大勢います。フリーランスと一口に言っても収入はバラバラで、100万円稼ぐか稼がないかの人もいれば1,000万円プレイヤーもいます。

収入の管理の違い

会社員の収入は会社が税金等の処理を行うので、毎月決まった日に振り込まれる給料と給料明細を待つばかりです。一方のフリーランスは、手にした収入から社会保険料や税金を自分で差し引く必要があります。安易に案件に飛びついて悪質なクライアントと契約し、報酬の未払いが発生してしまうケースもあります。フリーランスが信用できる相手との取引を行うためには、人脈やエージェントなど確かな線をたどるなどの対策も必要になるでしょう。