気になる年収はどれくらい?
仕事を選ぶ上で重要な指標となるのはやはり年収です。世界的に見るとフリーランスのWebプログラマーの年収は高いといわれていますが、日本ではどうなのでしょうか。
アメリカのフリーランスと比較
フリーランス人口が日本に比べてはるかに多いアメリカでは、Webプログラマーの平均年収が1,000万円以上とかなりハイレベルです。一方、日本のフリーランスWebプログラマーの平均年収は600万円から700万円前後。アメリカのフリーランスと比較するとかなりの差です。これが会社員のプログラマーになるとどちらも200万円ほど低くなります。これらはあくまでも平均年収で、1,000万円を軽く超える人もいれば200万円ほどの人もいます。年収はプログラマーとしてのスキルに比例します。結局のところ、アメリカも日本も能力の高いWebプログラマーが多くを稼ぐという点では同じです。年収700万円以上稼ぐ日本のフリーランスWebプログラマーの割合は35%程度おり、高収入の職種として人気があります。
在宅でも働くことができる
フリーランスのWebプログラマーになるとしたら気になるのが、在宅で働けるかどうかという点です。フリーランスになる人の中には、自由に働ける在宅ワークを希望している人が少なくありません。在宅でしか働くことができない家庭や自身の事情を抱えている場合もあります。
近年は、仕事探しから納品、報酬の受け取りまですべてを完結できるクラウドソーシングが人気です。クラウドソーシングは単価が低いと敬遠されていた時期もありましたが、近年はクラウドソーシングがさまざまな工夫を凝らすことによって本格的な案件を受注できるようになっています。在宅を希望するフリーランスの中には優秀な人材が多く埋もれていることから、在宅が可能な案件を発注する企業も増えています。ただし、1案件だけでも会社員の月収をはるかに上回るほどの高単価になるのは、在宅ではなく「常駐型」と呼ばれる案件がほとんどです。高単価な案件はプロジェクトの規模が大きく、チームに関わるひとりひとりに高いレベルのスキルが求められます。常駐型の案件は、在宅ではできないような仕事を経験できることが魅力です。経験を多く積んで信用を得るようになれば、好条件の在宅案件を受注できるようになる場合もあります。最終的に在宅ワークをメインに働くのであれば、フリーランスのWebプログラマーとしての確たる地位を築くための努力は欠かさないようにしましょう。そのためには、交流会や勉強会などへ積極的に参加し、自分の存在を知ってもらいつつクライアントや同業者とのつながりを作ることも大切です。
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そもそもフリーランスってどんな働き方?
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Webプログラマーってどんな仕事をしているの?
Webプログラマーの主な仕事は、Webサイトのプログラミングやコーディングです。サイトにさまざまな機能をつけたりサイト全体のバランスを調整するなど、Webサイトの見える部分を構築し、テストで見つけたバグの修正なども行います。高いスキルを持っているWebプログラマーだと要件定義から関わることもあります。